新聞バリケードバリケード 2005.9.30本日は、日記の助っ人として、ときどき登場する猫 健太の物語です。 いいにおいのする食事時、外出からそそくさと帰ってくる。ニャーニャーいいながら。 もうすっかり、人間さまの食事が貰える積もりでいる。 こちらは、『猫のいない間の、静かな夕食を』 と考えたが甘かった。 やんちゃ坊やのお帰りだ。 テーブルにあがる場所を物色しはじめた。 いろんな障害物を置いても、それをかわすように飛び上がってくる。 しつけがいかに行き届いていないかを痛感する瞬間である。 隙をついて、ピョンとテーブルにあがってきた。 そこには、すでに更なる障害物が。 コップや鍋や食器でバリケードが作られているようだ。 だが、こちとらは、全身をセンサーにして、うまくすり抜けていくヨ。 忍者のようにそれらを倒さずに歩くのは至って簡単なことだ。 最後の手段として、新聞でバリケードを作った。 のぞいてみると、そこに肉が! もうじっとはしてられまシェン。 もうすでに前足を新聞に架け、肉を狙っているでは。 あゝ、健太よ。ゆっくり食事をさせてくれ。 久しぶりにありついた、肉なのだから。 すこしくらいくれてもイインジャない? といいたげな様子だ。 この哀れみの表情に、ついつい肉片が与えられる。 しこうして、またしつけが、1日延ばしになってしまった、 今日この頃である。 絵は、猫 健太の今日この頃・・あいも変わらず人間とのバトルを繰り返しています。 |